「ほくと地域力連携拠点事業」の開始について

 株式会社北都銀行(頭取 加賀谷 武夫)は、東北経済産業局が「中小企業の経営力向上、創業・再チャレンジ、事業承継」を支援することを目的に、平成20年の新しい施策として公募した「地域力連携拠点事業」に応募し、5月16日に採択、本日委託契約を締結いたしました。また5月30日より、「ほくと地域力連携拠点」を当行別館のほくと相談プラザ内に設置、事業を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

 1.事業の概要
(1) 地域力連携拠点事業は、地域において中小企業の支援に関する専門的な知識・能力を有するものを「応援コーディネーター」として配した中小企業支援機関等を「地域力連携拠点」として選定し、中小企業が直面する課題に対してきめ細かな支援を行う事業です。

(2) 応援コーディネーターは、他の中小企業支援機関等とのつながりを活かして、悩みを抱える中小企業等を積極的に見つけ出し、経営上の課題の正確・迅速な把握や課題解決に向けた戦略の立案等を支援します。

(3) 以下の内容に全般的に対応いたします。
    ○ 経営力の向上支援
    ・  ITを活用した経営管理
    ・  見えない資産の把握・活用(知的資産経営)
    ・  経営革新
    ・  地域資源活用
    ・  農商工連携
    ・  ビジネスマッチング
    ○ 創業・再チャレンジ支援
    ・  創業
    ・  再チャレンジ
    ○ 事業承継支援
    ・  事業承継

  当行は特にITを活用した経営管理、経営革新、農商工連携について重点を置いて支援して
  まいります。


2.当行としての対応
 「課題解決型営業」を標榜する当行は、当事業の拠点となることにより、これまで以上に地域経済に貢献できるものと考え、事業を推進してまいります。また、広範な視野で企業支援を実践するべく、外部より2名の応援コーディネーターを招聘するほか、パートナーとして8つの機関と連携することにより、地域の皆様の課題解決により一層お役に立つことを目指します。
(地方銀行として当事業に採択されたのは全国7行、東北管内では当行のみとなります)

【実施体制】
 ・事務局 営業サポート部「秋田力」開発推進室
 ・応援コーディネーター 2名 (外部招聘)
 ・拠点名 ほくと地域力連携拠点

 連携パートナー機関
国民生活金融公庫秋田支店 財団法人あきた企業活性化センター
農林漁業金融公庫秋田支店 秋田県産業技術総合研究センター
国立大学法人秋田大学 秋田県信用保証協会
公立大学法人秋田県立大学 秋田市商工部チャレンジオフィスあきた


3.拠点事業開始について
  5月30日午前9時より、当行別館ほくと相談プラザにおいて開所式を行います。

  当行は、中小企業の課題発掘・課題解決に積極的に取り組み、地域経済の活性化に貢献して
  まいります。